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レチノール(ビタミンA)の有効な使用方法

「レチノール」という名前を聞いたことはありませんか?ビタミンAの一種であり、美肌に有効な成分として注目を集めています。今回はレチノールとは何か、そしてお肌に対してどう活用すれば良いのかを詳しくご紹介しましょう。

■レチノールとは?

ビタミンAにはレチノイン酸やβカロテンなど様々な種類がありますが、レチノールはその1つです。ビタミンAは脂溶性ビタミンで肉・魚・乳製品に含まれるれるレチノールと、植物由来のプロビタミンAとに大別されます。また、ビタミンAを総称してレチノールと呼ぶこともあります。このレチノールが、お肌のシミ、シワ、くすみ、ニキビの改善など、美肌に効果があるとされています。

レチノールには、皮膚や粘膜の働きを正常に保つ働きがあります。お肌のハリや弾力を保つのはコラーゲンやヒアルロン酸ですが、これら真皮の成分を作りだすのは線維芽細胞という細胞。レチノールは線維芽細胞を活性化させるため、コラーゲンなどを増やしてお肌を若々しく保つことができます。

またレチノールには、お肌の古い角質を落として新陳代謝(ターンオーバー)を活発にする作用があります。そのためニキビや茶色くなってしまったニキビ跡(シミ)の改善も期待できると言われています。

■レチノール配合化粧品やクリームでスキンケア!

レチノール配合のクリームなどをお肌に塗ることで、外側からケアする方法があります。レチノール配合のスキンケア用品や医薬部外品も市販されていますが、効き目は緩やかです。より高い効果を求めるなら医薬品の「レチノイン酸」を医師に処方してもらう方法があります。レチノイン酸はレチノール誘導体のことで、以前からニキビ・ニキビ跡の治療薬として使われてきましたが、濃度が高く、化粧品などに配合することは国内では認められていません。美容皮膚科やクリニックで医師の診察を受けた上で処方箋を出してもらう必要があります。またイオン導入でレチノールをお肌の奥に浸透させる方法もあります。肌トラブルの悩みがある方は、専門家に相談してみましょう。

ただレチノールには皮膚のターンオーバーを促す強い作用があるため、お肌が敏感な方には刺激があり過ぎ、ヒリヒリしたり赤みが出るた予めクリニックに相談したほうが良いでしょう。ターンオーバーの途中は古い皮膚がはがれ、ところどころ新しく薄くて弱い皮膚が出てくるため、その上に日中の紫外線でダメージを追ってしまうと炎症を起こしやすく、トラブルのもとになります。肌への負担が弱めのSPF値が低い日焼け止めとともに処方されることが多いですが、紫外線の弱い季節を選んでクリニックを訪れると良いでしょう。

■レチノールの多い食品で内側から肌質改善!

レチノールはビタミンAですから、もちろん食事から摂取することもできます。ビタミンAが不足するとお肌が乾燥してニキビの原因にもなってしまうため、意識して摂取しましょう。ビタミンAが多く含まれている食品でおすすめは、レバーや鮭、鶏肉です。ビタミンAは脂溶性のビタミンなので、油と一緒に調理すると吸収率がアップします。

ただ、ビタミンAは脂溶性であるため主に肝臓に蓄積され、特にレチノールの過剰摂取は有害な作用をもたらします。普通に食事から摂取する分には問題ありませんが、サプリメントで摂取する人は過剰摂取にならないようクリニックの指示の元、処方量を超えないよう注意しましょう。また妊娠初期、および妊娠の可能性がある女性は摂取を避けるようにしましょう。